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2008年10月25日 [モスクワ攻防戦]

シックス・アングルズ第12号に収録予定の「モスクワ攻防戦」冬季反攻シナリオのテスト報告です。いろいろと「裏技」的な手法も検証しながらテストを重ねましたが、ソ連軍は「一見潤沢に見えて、実は限りのある部隊を、的確な場所に集中的に投入して敵戦線の突破を図る」、ドイツ軍は「綱渡りのような防御手腕を発揮して、戦線の崩壊を食い止めつつ、1942年春以降の作戦に備えて占領地の保持を図る」という、両軍の問題点をプレイヤーが(苦労しつつ)楽しめる内容に仕上がってきたと思います。

moscow1025a.JPG

独ソ両プレイヤーに与える「課題」について、もう少し詳しく述べると、ソ連軍プレイヤーは「攻勢重点の決定と兵力の集中(第7ターン)」「各区域ごとのドイツ側戦略(2線による後退防御なのか、スタックによる拠点防御なのか)の見極めとそれに応じた特殊兵力(浸透移動可能な親衛騎兵軍団、2ヘクスの戦闘後前進を行えるスキー部隊マーカー、敵最前線に大きな打撃を与えられるカチューシャ砲に加えて、第11ターンに登場する空挺旅団とパルチザンマーカーなど)の投入箇所・タイミングの決定(第8ターン以降)」「限られた増援および再編復帰ユニットの投入正面の決定(第8ターン以降)」など、ある程度先を見越した形で、無駄のない兵力配分による攻勢を開始する必要があります(兵力配備に無駄があると、必要な場所ですぐに攻撃力不足に直面します)。対するドイツ軍プレイヤーもまた、「各軍ごとの兵力配分の決定(初期配置時)」「各軍ごとの担当区域の決定(第7ターン)」「各区域ごとの本格的撤退開始のタイミング決定(第8ターン以降)」と、難しい決断を次々と下さなくてはなりません。そして、不運と不手際が重なって戦線が突破され、1個軍ないしそれ以上の部隊が包囲される危機に直面した時には、なけなしの補給ユニット(該当軍に2個以上ある場合の1個)を消費して集中的な反撃を敢行し、突出したソ連軍部隊の撃退を図るという、手持ちの兵力と物資をギリギリまで使い切るような判断力も要求されます。

バランスの微調整を行いつつテストを重ねる中で、感触はだんだんと良くなってきましたが、新たに導入する空挺旅団とパルチザンの効果についての検証も含め、近いうちに再度テストをすることになりました。標準ゲームのスキー部隊マーカーと同様、空挺旅団とパルチザンにも、ゲームを一変させるような過大な効果は持たせず、それでいてピリッとスパイス的な役割を担うように調整します。

下の写真は、戦線を突破してきたソ連軍戦車部隊に「喰われる」ドイツ軍補給ユニット2個。ご存知の方もおられるかと思いますが、本ゲームの地図より少し北にあるトロペツという街をドイツ北方軍集団から奪回したソ連軍狙撃兵師団は、ドイツ側がそこに集積していた大量の酒や食べ物を見つけて大喜びし、進撃を停止して「酒盛り宴会」を始めてしまうという、ソ連軍上層部の予期しなかった(笑)出来事が発生していました。それで、本ゲームでも「ドイツ軍の補給ユニットを蹂躙したソ連軍ユニットは、サイの目判定で混乱状態に陥る」というルールを入れようかと思いましたが… 良識ある石田さんに止められました。

moscow1025.JPG
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