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2010年1月10日 [ゲーム・グラフィック私塾]

世間では、優雅な三連休を楽しまれているかと思いますが、私は本日も引き続き、原稿執筆に没頭する生活です。ただ、年末年始にゆっくり休めたので、月月火水木金金の生活でも、体調は良好です。

もう「お年玉」と言うには時期外れではありますが(笑)、ゲームデザイン素材データ無料配布の第二弾として、ブランク・ヘクスシートのデータを公開します。今回アップロードしたのは、A1判(フルサイズ)、A2判(ハーフサイズ)、A3判、A4判の、いわゆる「ロング・グレイン」(ヘクスの「柾目」が、紙の長い方の辺に沿ったスタイル:本記事のいちばん下の画像見本を参照)のデータで、ヘクスとヘクス番号(アウトライン化済み)を、別レイヤーで配列しています。「ショート・グレイン」の各サイズのデータと、地形表現に使えるパターンのデータなどは、後日に少しずつ配布いたします。

《Mac用》 ※sit圧縮
 A1判(フルサイズ)
 A2判(ハーフサイズ)
 A3判
 A4判

《Win用》 ※lzh圧縮
 A1判(フルサイズ)
 A2判(ハーフサイズ)
 A3判
 A4判

また、前回抜けていた「騎兵」と「砲兵」、そして新たに「架橋工兵」を加えた兵科記号データも、アップロードしているものの中身を差し替えました(データ名は同じです)ので、1月4日の記事に出ているリンク先から、再ダウンロードしてください。

最近は、「出戻りゲーマー」という言葉も一般化しつつあるようで、一時期シミュレーション・ゲームから離れていたものの、最近になって再びこのホビーを始めたという方がそれなりに増えている気がします。もちろん、統計データなどはありませんが、先日もある「出戻りゲーマー」の方が、メールを下さり、シックス・アングルズのバックナンバーを何冊も買ってくださいました。

そういった「出戻りゲーマー」の中には、「第一次」の現役時代、個人あるいは大学のゲームサークルなどで、オリジナル・ゲームのデザインに挑戦されたという方もおられるかと思います。そういった方が、今回配布しているヘクスシートや兵科記号のデータを活用して、再びゲームデザインにトライされるようになったら嬉しいと思います。

NAWシステムや「ドイツ戦車軍団/装甲軍団」システム、OCSなどのシリーズゲームの標準ルールなど、基本システムを既存のゲームから拝借して、テーマやシチュエーションだけ変えるという方法なら、それほどハードルも高くはないと思いますし、やってみようと思われた方は、自分のお好みの時代/テーマで、新作ゲームのデザインにチャレンジされてはいかがでしょうか。

コマンドさんやゲームジャーナルさんは、新作ゲームの持ち込みにも(一定の条件を満たす限り)常時門戸を開かれているようですし、完成度が高ければ商業出版されることも夢ではないと思います。ぜひ頑張ってください。

hexsheet.jpg

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コメント 8

プラハの高僧

ヘクスシートのデータDL取得しました。ありがとうございます。サイズごとに分かれているのがありがたいです。これを使って、頭の中にある、ゲームのアイデアを、少しずつ形にしていこうと思います。
by プラハの高僧 (2010-01-11 16:52) 

グスタフ飯沼

山崎さん、こんばんは。
こちらにコメントさせていただきます。
歴史群像『ポーランド戦史』読ませていただきました。
あまり語られることのない戦時下のポーランド軍について、わかり易くまとめられており、ゲーム等に登場するポーランド軍に対する疑問が氷解するのではないかと思います。
なお、「ヘンルィク・ドンブロスキ」はポーランド国歌に歌われているように「ドンブロフスキ」となります。

私は、カティン(カトィニ)という言葉からハティニ(ハトゥイニ)を思い出しました。
ハティニは、ドイツ軍の対パルチザン戦において、1943年3月22日に住民149人が小屋ごと焼き殺され、焼き払われたミンスク(べラルーシ)近郊の村の名前です。
(GDW『ホワイト・デス』に登場する第1SS自動車化旅団(RFSS)ユニットの本来任務をお忘れなく)
現在同地は記念公園となっており、記念碑が建てられています。
また、この事件はソ連映画『炎 628』(1985年)で映画化されています。
カティンとともに、忘れてはならない場所のひとつではないかと思います。


by グスタフ飯沼 (2010-01-14 00:10) 

Mas-Yamazaki

プラハの高僧さま: コメントありがとうございます。ゲームデザインは、とりあえず「作ってみる」ということが大事だと思いますので、素材をどんどん活用して、ゲームを作っていただければと思います。
by Mas-Yamazaki (2010-01-16 19:50) 

Mas-Yamazaki

グスタフ飯沼さま: コメントならびにご指摘ありがとうございます。ポーランド国歌は「~のマズルカ」ですね。「ドンブロスキ」は、「~のマズルカ」でも二通りの表記があるほか、2007年に邦訳が刊行されたイェジ・ルコフスキとフベルト・ザヴァツキの『ケンブリッジ版世界各国史 ポーランドの歴史』(創土社)で、両方「w」があるにもかかわらず、「ドンブロスキ」と「ポニャトフスキ」と書き分けてあったので、少し惑わされましたが、やはり「ドンブロフスキ」と表記すべきなのでしょうか。

『炎628』は、だいぶ前にビデオで観ましたが、大変ショッキングな映画でしたね。第二次大戦期のドイツに限らず、市民の虐殺を楽しむ兵士は古今東西で記録されていますが、報復の破壊でドイツ軍に焦土とされたハトィニが、記念公園になっているとは初めて知りました。一部のSSユニットの由来や任務も、純粋な軍事作戦とは別のところにあったことに留意しておくべきですね。

東部戦線における反独パルチザンとドイツ/枢軸軍の対パルチザン作戦というテーマでは、まだきちんと書いたことがない(フランスのレジスタンスは前に書きました)ので、機会があれば『歴史群像』さんに提案してみます(企画は基本的に筆者ではなく編集部で決定されるので、通るかどうかはわかりませんが)。その際、読者からのリクエストは一つの「サイの目修正」(笑)になるかと思いますので、興味のある方はぜひアンケートハガキ等で編集部までリクエストしてみてください。
by Mas-Yamazaki (2010-01-16 20:08) 

KV-1C

「ソ連のパルチザン」の記事は、たしかに日本語で読める資料は皆無に近いので、良いのではないでしょうか。ソ連のプロパガンダで作られた虚像も多々あり(多分)、真相の見極めは容易ではないでしょうが……。戦争終盤にあらわれたウクライナの反共パルチザンの話も是非入れてください。

歴群記事「第二次大戦ポーランド戦史」とても興味深かったです。次号の「1944年のチェックメイト」も楽しみにしてます。
by KV-1C (2010-01-18 19:48) 

Mas-Yamazaki

KV-1Cさま: コメントありがとうございます。ご指摘のとおり、ソ連側文献で大々的に紹介されているエピソードの中には、軍事作戦の場合にも増して「英雄伝説」や「誇張」も少なくないので、より慎重に扱わないといけませんね。

ウクライナの反共パルチザンについても、独ソ戦における重要な対比として描くことが可能な存在かと思います。
by Mas-Yamazaki (2010-01-21 19:20) 

エマ

ヘクスデータをDLさせていただきました。ありがとうございます。イラレで作成を始めたばかりで、ヘクスはどうすれば作れるのかなぁと思っていたのですが、データをいただけて感謝です。もし、差し支えなければブログで制作の方法などレクチャーいただけないでしょうか?何をどうすればいいのか手探り状態なもので…。よろしければお願いいたします<(_ _)>
by エマ (2010-03-03 00:19) 

Mas-Yamazaki

エマさま: コメントありがとうございます。そうですね、実際にイラストレータなどでゲームのグラフィックを作ってみようという方向けに、ゲーム・グラフィック講座みたいな記事を書くのもいいかもしれません。

「講座」などと言うとなんだか偉そうですが、私が過去に経験したことを踏まえて、なるべく失敗しないコツとか、見栄えをよくしたり、プレイの邪魔にならないデザインに仕上げるテクニックとか、実用的な情報をご提供できればと思います。今抱えている仕事が一段落したら、本ブログで新しいカテゴリを作って、少しずつ書くつもりですので、ぜひ楽しみにしていてください。
by Mas-Yamazaki (2010-03-06 23:29) 

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