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2011年2月11日 [その他(テレビ番組紹介)]

今日はひさしぶりにテレビ番組の話題です。takoba39714さんのブログ経由で、おもしろいテレビ番組批評のブログを拝見したので、ご紹介します。

妄想大河ドラマ

いくつかパラパラと読んでみましたが、私が強く同意できた記事がこれ。

『龍馬伝』第40回感想「対決!天パーVSモミアゲ」

龍馬伝』については、このブログでも何度かご紹介しましたが、後期はほとんど触れずに終わってしまいました。前にも書いたかと思いますが、私は自分がポジティブな印象を受けた物事はブログで堂々と誉めますが、そうでないものはネガティブな記事にはせず、ただ触れずに済ませるという方式にしています。ということで、後期の『龍馬伝』も、前期から中期の群像劇が素晴らしい出来だったと感じた反動からか、後期の政局劇にはのめり込めず、最終回ももう少し主人公への愛情が感じられる締めくくりにしてもよかったのでは、と思いました(今回は少しだけ、残念に思った点を書きます)。

例えば、瀕死の中岡が「物干し台に這い出る」なんていう「史実」を忠実に描くくらいだったら、「想望」が流れる中で、長州の木戸、薩摩の西郷と小松、土佐の容堂と後藤、長崎の豪商三人組、そして土佐の坂本一家が、「龍馬死す」の報せを読んだ時の、それぞれの「表情」を描くとか…。せっかく演技力に優れた人ばかり揃えているのですから、各人の(史実での)立場や利害ともしっかり絡めた上で、龍馬の死という事実を各人がどう受け止めたか、錚々たる役者の「表情で見せる」形にしてもよかったのでは、と感じました。それが、長きにわたって演じてきた「主人公」への、愛情ではないのか、と。

それはともかく、後期は後期で見所が全然無かったかといえば、決してそうではなく、強烈な存在感で画面を充実させた俳優が何人もいました。特に印象に残っているのが、青木崇高演じるところの後藤象二郎。前期の「裏主役」が田中泯の吉田東洋様だとするなら、後期のそれはこの人だったのではないかと。吉田東洋の甥として出ていた頃は、常に変な汗をかいている小物感たっぷりの小悪党みたいな感じでしたが、上のリンク先の記事でも書かれている通り、この青木という俳優は広義の「役づくり」で、吉田東洋様に遜色ない威圧感と貫禄を醸し出していました。

私はこの俳優については、実はよく知らないのですが、昨年の年末に『龍馬伝』の総集編が放送された時、幕間の企画で青木崇高が、だらしない私服(すいません、私感です・笑)で登場人物の墓参りをするというパートがありました。そして、武市半平太の墓の前に来た時、突然顔を手で押さえて号泣し始めたこの人を見て、実在の歴史的人物を「本気で演じ切る」という、この人の役柄に対する覚悟のほどを強く感じました。武市をいじめていじめて、最後は切腹にまで追い込む後藤という役柄に「とことんなりきった」青木崇高という役者にとって、武市半平太の墓前に立つというのは、それほどに重いことだったのでしょう。

明け方の縁側で、主君の容堂と酒を酌み交わす場面も印象的でした(近藤正臣に負けていない存在感は、まだ30歳の若い俳優とは思えない)。上のリンク先ブログに「一年という長丁場で実在した人物を演じるというプレッシャーが、役者を成長させる。その成長が、役柄の成長とリンクして『いまここにしかない魅力』を発揮する。これが大河の醍醐味の一つです」という言葉がありますが、私もまったく同感です。

NHK公式ホームページの青木崇高インタビューページ



ちなみに、最近よく観ていたドラマは、同じNHKの『フェイク 京都美術事件絵巻』でしたが、残念なことにたった6回で終わってしまいました。まぁ、続編に含みを持たせたエンディングだったので、続きがそのうち始まるかもしれませんが。ドラマではありませんが、福山雅治と佐藤直紀のコンビが復活した『ホット・スポット』は、さすがに予算を潤沢に使っているだけあって、見応えありますね。アリクイが車に轢かれ、蟻塚がブルドーザーに壊されるシーンは、泣けました。

hotspot.jpg

(画像はNHK公式ホームページより)
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