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2011年3月4日 [ウエストウォール]

今週は、シックス・アングルズ別冊第7号 『ウエストウォール』 の製作作業がだいぶ進展しました。

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改めてご説明するまでもないかと思いますが、このパッケージは同一の標準ルールを共有する、1944~45年の西部戦線をテーマとした、ハーフサイズのシンプルな作戦級ゲーム4個のセット(クォードリ)で、「システムの根幹を成す共通の標準ルールを覚えたら、あとは専用ルールを参照するだけで4つのゲームを気軽にプレイできる」というのが、一番の売りでした。

けれども、20年来のベテラン作戦級ゲーマーの方ならご存知のとおり、実はこの「標準ルール」と「専用ルールの切り離し」というのが、少々曲者でした。なぜなら、各ゲームのルールが8割方同じだとなると、逆に残りの2割くらいの「違い」について、ゲームのテーマが類似していることもあり、このゲームではどういう規定だったかな、という風に、頭の中で混乱しやすいという欠点も併せ持っていたのです。

例えば、増援登場の際の「追加累積移動力(増援ユニットを1つの地図端ヘクスから登場させる際、2番目以降に登場するユニットが、そこに連なる地図外の仮想ヘクスに応じた追加移動力を消費する必要があるか否か)」や、敵ZOCの登場ヘクスに登場できるかどうか、所有プレイヤーが増援の登場を後のターンまで意図的に遅らせることが許されるかどうか、などの点で、この4つのゲームでは扱いが異なっています。

SPI社から出版された多くのクォードリ・ゲームと同様、『ウエストウォール』 も、4つのゲームで4人のデザイナーが腕を競うという「競作」形式をとったため、「標準ルール」以外の部分に関して、デザイナーごとの「タッチ」や認識の違いが反映してしまっているようです。ちなみに、各ゲームのデザイナーは、「アルンヘム」がジェイ・ネルソン、「ヒュルトゲンの森」がハワード・バラシュ、「バストーニュ」がラリー・ピンスキー、「レマーゲン」がスティーブン・パトリックです。

こうした問題点を解消するため、日本版では増援登場や勝利得点計算のルールに関して、各ゲームの規定が一目でわかるような表を追加で用意してみました。

WWプレイ補助シート(裏)s.jpg

とりあえず、5月発売を目標に、鋭意作業を進めています。正式なプレオーダーの募集も、近日中に開始する予定ですので、興味のある方はぜひ楽しみにしていてください。
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コメント 2

作戦級の僕

20年来のベテランwゲーマーです。ゲームごとの差分を記した表は、すごく役立つと思います! このクォドリは、名前だけは昔から知ってましたけど、現物は手に入れてないので、発売をすごく楽しみにしてます。
by 作戦級の僕 (2011-03-05 22:41) 

Mas-Yamazaki

作戦級の僕さま: コメントありがとうございます。本文で触れたチャート以外にも、各ゲームをよりスムーズにプレイできるよう、追加マーカーをいろいろ用意していますので、ぜひご期待ください。
by Mas-Yamazaki (2011-03-08 23:58) 

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