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2012年9月3日 [マザーランド]

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昨日、石田さんと自宅でシックス・アングルズ第9号『ウォー・フォー・ザ・マザーランド』の第3版ルールでの検証プレイテストを行いました。今日はその小報告です。

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これは、以前の記事でご紹介しました、ケン先生との検証テストの続きで、その時に記録しておいた終了時の部隊配置を地図上で再現した上で、1941年8月II(第6ターン)からプレイをスタートしました。1回目は、以前の記事でリンク先を公開しています第3版ルールそのままで第8ターン(1941年11月)までの3ターンをプレイしてみましたが、秋から冬に至る展開と、降雪ターンの修正がうまく機能していないと思われたので、以下の2点を修正した上で、改めて第6ターンから第11ターン(1942年2月)までの6ターンをプレイしました。

《追加修正点1》
ルール8.85項に以下の文章を追加します(第9号掲載ルール8.85項の一部復活)。
 ドイツフィンランド以外の国籍を持つユニットは、補給切れマーカーが置かれている状態では、味方ユニットのいない敵ZOCへの退却を行えません。

《追加修正点2》
ルール11.27項と11.28項(降雪ターンの戦闘への影響)を、以下のように変更します。
11.28 最初の冬の降雪ターン(第8〜第11ターン)に発生する、全ての枢軸軍の攻撃やオーバーランを解決する際には、戦力比を左に2列ずらして解決します。また、これらのターンに発生する、全てのソ連軍の攻撃やオーバーランを解決する際には、戦力比を右に3列ずらして解決します。
11.29 二度目の冬と三度目の冬の降雪ターン(第2〜第25ターンと第36〜第39ターン)に発生する、全ての枢軸軍の攻撃やオーバーランを解決する際には、戦力比を左に1列ずらして解決します。また、これらのターンに発生する、全てのソ連軍の攻撃やオーバーランを解決する際には、戦力比を右に2列ずらして解決します。

1つ目の修正は、ステップロスしたソ連軍ユニットが予想外の方向に退却するのを阻止する為に、非常にトリッキーな部隊運用が必要になるため、第9号のルールに記された制約を部分的に戻しました。ただし、移動力が足りなくても敵ZOCからの離脱は行えるという改訂はそのままにしてありますので、包囲さえされなければソ連軍ユニットは第9号のオリジナルルールよりも生き延びる可能性は高まっています。

2つ目の修正は、今回のテストの主題である「降雪ターンにおけるドイツ軍の最終攻勢と、ソ連軍による初年度の冬季反攻の検証」を行う過程で生まれたものです。1回目のプレイで、公開中の第3版ルールのままだと、戦力比によってはドイツ軍への制約が逆に有利に働くことが判明しました。また、最初の冬の時点では、攻撃力が低いCの戦力チットがまだ多数カップに残っているため、何も修正がなければソ連軍の冬季反攻が成立しづらくなるので、ソ連軍の攻撃とオーバーランにも戦力比の(有利な)修正を適用しました。

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2回目のプレイは、これらの修正を適用して行いましたが、冬季戦の様相はかなりいい感じに改善されたように思われました。ソ連軍の攻撃は、戦力比が右に3列シフトされるため、最初にどれほど最低比率であっても、修正により平地で「3:2」の欄で攻撃できます。この時、攻勢支援群の範囲内であれば、サイの目マイナス3が適用されて、「1/1」「L1/-」「L1/-」の結果が「L/L」「L/L」「L/-」に切り替わります。

これにより、攻勢支援群が配置された正面では、独ソ両軍が激しく消耗する展開となり、ドイツ軍は計4ステップある軍団ユニットが、防御のたびにステップをすり減らされる恐ろしい光景が出現します。もちろん数字の結果であれば、退却を選ぶことも可能ですが、隣接部隊との戦線形状が大きく崩れないようにするためには、「-/3」の結果で3へクス退却することは難しく、1へクスまたは2へクスのみ退却して、残りはステップ損失で満たすという苦渋の決断を強いられます。

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一方、攻勢支援群のない場所では、たとえ戦力比が3列右にシフトされたとしても、一定以上の戦力比が立たないとソ連軍の攻撃は完全なギャンプルとなり、平地で「3:2」の欄で1〜3なら「1/2」「-/1」「L/L」となる反面、上記した通り4〜6だと「1/1」「L1/-」「L1/-」という結果になります。従って、この修正を適用すれば、第9号掲載ルールよりもさらに、ソ連軍の攻勢支援群の存在が冬季反攻に及ぼす影響が大きく(そしておそらくより適切な形に)なります。

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ソ連軍がキエフとオデッサの防備を固めれば、第5ターンの生産ナンバー「1」というのを阻止するのは難しいかもしれませんが、第7ターンの「3」と第9ターンの「5」による攻勢支援群の生産を阻止できるか否かによって、冬季戦におけるドイツ軍ユニットの損害ステップの数は大きく変わると言っても、過言ではなくなりました。これはすなわち、南方軍集団はキエフ攻略よりもドニエプル川下流の経済資産を早期に破壊しなくてはならなくなることを意味し、必然的に「キエフ・バルジ」を挟撃するための兵力を、中央軍集団からも割いて南下させるという展開となります。

今回も第11ターン終了時の両軍の配置を記録に残してあり、いずれ続きを行う予定です。

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