So-net無料ブログ作成
その他(戦史研究関係) ブログトップ
前の10件 | 次の10件

2017年2月12日 [その他(戦史研究関係)]

先月後半はいろいろ忙しくて、告知がいくつかあったのに更新できませんでした。

報道特集1s.jpg

まず、1月14日に放送されたTBS『報道特集』で、トランプ米大統領(放送時は就任式直前)の政治手法について、私のインタビューが放送されました。2日前の12日に、赤坂のTBSで収録したものです。

報道特集2s.jpg

この日の特集一本目は、トランプ氏の「Post-Truth(真実以後)」、つまり「ウソ」を武器として使う政治手法がテーマで、大統領選挙中にトランプ氏が言ったり書いたりした様々な発言やそれに対する反応をビデオで紹介し、その意図を探るというものでした。

報道特集3s.jpg

女優のメリル・ストリープ氏がゴールデン・グローブ賞の授賞式で行ったスピーチと、それに対するトランプ氏の「言い返し」が示すように、彼は人間を「敵と味方」に分けて対処する傾向が顕著で、ほんの一年半前には「好きな女優の一人で、人間的にも立派だ」と絶賛していたストリープ氏でも、自分を批判するとなったら一転して「彼女は最も過大評価されている女優だ」と誹謗・攻撃してしまうような人物です。

報道特集4s.jpg

イスラム教徒が多い7か国からの入国をいきなり禁止したり、スペインとの国境に壁を築くと言い出したりするのも、こうした「敵と味方」思考の反映で、無造作に「敵と味方」を分けることで、彼を「味方」と見なす人々の支持を得ようとしています。しかし、こうした思考は、人権や人道、平等を重んじる現代のアメリカ社会の理念とは全く相反するもので、こんな人物と「価値観を共有している」「ウマが合う」「相性ぴったり」などと自慢する政治家がいたら、私は「かなり危ない人だ」と思います。



この放送から2日後の1月16日から23日まで、取材を兼ねた旅行で、フランスのパリと、スペインのビルバオ、ゲルニカに行ってきました。真冬のパリは、噂通り寒さが厳しく、のんびりセーヌ川のほとりを散歩という雰囲気ではありませんでしたが、観光客が少ないので、名所で行列に並ぶこともほとんどありませんでした。

パリs1.jpg

ホテルの部屋から見たパリの夜景。凱旋門とエッフェル塔がライトアップされています。

エッフェルs3.jpg

観光名所のランドマークは、一度観るとそれで満足(またはガッカリ)という場合が多いですが、エッフェル塔は、観れば観るほどに興味が沸いてきます。これは、ヒトラーの写真で有名な、シャイヨー宮のテラスから見た塔。

バリ夕暮れs.jpg

セーヌ河畔の夕暮れ。気温はマイナス6度。

サントシャペルs1.jpg

サント・シャペル。壁を埋め尽くすステンドグラスが美しい。

ノートルダム大聖堂3s.jpg

ノートルダム大聖堂のバラ窓。これも綺麗なステンドグラス。

カフェランチ1s.jpg

ノートルダム大聖堂そばのカフェで食べたランチ。オレンジ色のコップはかぼちゃのスープで、瓶の中はラタトゥイユ。

シテ島駅s.jpg

地下鉄(メトロ)のシテ島駅。証明がタイルに反射して優美な景観です。

パリs3.jpg


パリs2.jpg


パリゲーマー4s.jpg

パリでは、現地のシミュレーション・ゲーマー(ウォーゲーマー)が食事会をアレンジしてくれました。私ともう一人、米国人のゲーマーも参加。バーで少し飲んだあと、ビストロで食事しました。お開きになったのは12時過ぎでした。

ビルバオ旧市街1s.jpg


ビルバオ旧市街2s.jpg


ビルバオ北駅1s.jpg

スペイン北部のビルバオ。バスク地方のヴィスカヤ県の県都で、趣のある旧市街と近代的な都市部が調和した、清潔で過ごしやすい街でした。

ビスカヤ橋1s.jpg


ビスカヤ橋3s.jpg


ビスカヤ橋2s.jpg

ビルバオにある世界遺産のヴィスカヤ橋は、高い構造物から乗り物を吊り下げて対岸に人や車を運ぶ、ちょっと変わった橋です。構造物の中も、橋として歩いて渡れるようになっています。

Nico5s.jpg

ビルバオでは、MMP社などのアートワークで知られる、グラフィック・デザイナーのニコ・エスクービ氏と会い、バスク地方の話やアートワークの話など、いろいろ聞きました。彼の自宅の仕事場では、作業中のアートワークをどうやって作っているかというデータも見せてもらいました。

ゲルニカ俯瞰1s.jpg


ゲルニカ市内1s.jpg


ゲルニカ市内3s.jpg

ビルバオから電車で一時間ほどの場所にある、ゲルニカ。スペイン内戦中の1937年4月26日、フランコ側で介入していたドイツ空軍のコンドル軍団が、この街に無差別爆撃を行い、大勢の市民が死傷して、街の中心部は爆弾と火災で廃墟となりました。

ピカソの名画「ゲルニカ」は、この蛮行への抗議として描かれたもので、今はマドリードの美術館に展示されています。現地には、タイルで作られた小さいサイズのレプリカが展示されています(オリジナルは、かなり大きい)。

イベリコボカディージョ1s.jpg

ビルバオで食べたボカディージョ。イベリコ豚の生ハムのサンドイッチで、サイズは日本の基準だとかなり大きいですが、なんでこんなに美味いのか、と思っているうちに、全部食べてしまうのでした。


 
nice!(0)  コメント(0) 

2017年1月11日 [その他(戦史研究関係)]

2017年になりました。本年もよろしくお願いします。まずは、恒例の告知から。『歴史群像』(学研)の2017年2月号が、発売されました。

シベリア出兵1s.jpg

私の担当記事は「シベリア出兵」で、第一次大戦後の1918年〜25年に日本軍が米英仏中らと共に行った、内戦期ロシアへの干渉戦争を、政治と軍事の両面から解説しています。今風に言えば「有志国連合」として始まった出兵ですが、途中から日本の迷走が始まります。

シベリア出兵2s.jpg

あまり知られていない、シベリアでの日本軍とロシア人の「赤色パルチザン」の戦いの実相にも触れています。同誌昨年8月号に掲載された私の原稿「ロシア内戦」と合わせて読めば、より理解が深まるかと思います。



さて、昨年紹介しようと思って忘れていた、ネットで読める記事を、いくつかご紹介します。いずれも、神奈川新聞の記事です。

時代の正体〈411〉主観に傾倒する政権の暴走(上)
(2016年11月2日公開)

時代の正体〈412〉国の破滅導く「愛国」の矛盾(下)
(2016年11月3日公開)

天皇誕生日に考える「生前退位」 特別立法の何が問題なのか
(2016年12月23日公開)

過去の歴史との向き合い方、「愛国」とされる思考の正体、今上天皇の「生前退位」問題など、今の日本が直面する諸々の問題について考える際、参考にしていただければ幸いです。最初の二つは、無料のお試し登録をすれば、最後まで読めます。

神奈川新聞主観傾倒.jpg



また、過去に新聞やネット媒体などに寄稿した原稿を再録したブログもあります。こちらも、参考になれば幸いです。

山崎雅弘 原稿保管庫

原稿保管庫520.jpg



 
nice!(0)  コメント(0) 

2016年12月11日 [その他(戦史研究関係)]

今日は告知をいくつか。まず、朝日文庫から『[新版]独ソ戦史』が12月7日に発売されました。

独ソ戦史1s.jpg


独ソ戦史2s.jpg

これは、学研M文庫から2007年に刊行された『[完全分析]独ソ戦史』に修正と加筆を加えたもので、1939年8月の独ソ不可侵条約締結から、1941年6月の独ソ開戦、レニングラード、モスクワ、セヴァストポリ、スターリングラード、クルスクなどの激戦を経て、1945年5月のベルリン陥落にいたるまでの独ソ戦全体をカバーする概説史です。

独ソ戦史3s.jpg


独ソ戦史4s.jpg

収録の地図25点は同じ(一部間違いを修正)ですが、濃さを調節して、より見やすい形に仕上げています。独ソ戦をテーマにしたシミュレーション・ゲームの参考資料としても最適です。価格は、税込み929円です。

[新版]独ソ戦史(朝日新聞出版の商品ページ)



次に、ネット番組のお知らせ。11月29日、ジャーナリストの岩上安身さんが主催されるIWJインデペンデント・ウェブ・ジャーナル)のネット番組で、生中継のインタビューを受けました。当日は午後4時半頃から六本木のスタジオで放送を始め、予定より長くなって、終わったのは午後10時45分頃だったと思います。

IWJインタビュー1s.jpg


IWJインタビュー2s.jpg


IWJインタビュー3s.jpg

トータルで6時間以上の放送でしたが、リアルタイムで観ていた方も常時500人以上おられたとのことでした。その内容が、昨日と今日の2回に分けて再放送(再配信)されています。今日は「後編」が、午後7時から以下のサイトで配信される予定です。

IWJチャンネル CH1


それから、12月18日(日)に、神戸で講演をやることになりました。会場は、神戸駅に近い「あすてっぷKOBE」というところで、テーマは「安倍政権と日本会議はなぜ『日本国憲法』を敵視するのか」です。

神戸日本会議講演チラシs.jpg

特定の政治家や政権、政治団体を糾弾・攻撃することが目的ではなく、彼らの思想の背景にある価値観はどのようなものなのか、その源流はどこにあるのか、前回それと同じ政治思想と価値観がこの国を覆い尽くした時に、最後にどんな結末を迎えたのか、という歴史的事実に光を当てる内容です。

神戸講演構成s.jpg

開場は13時、私の講演スタートは13時40分の予定です。参加費は1000円(学生は500円)です。興味のある方は、ぜひお越しください。

講演会場地図s.jpg

 
 
 
nice!(0)  コメント(0) 

2016年8月9日 [その他(戦史研究関係)]

中東戦争全史見本1s.jpg

今日は、告知を二つ。まず、朝日文庫『【新版】中東戦争全史』が、8月5日に発売されました。

中東戦争全史見本2s.jpg

2001年に学研M文庫から刊行され、7万部のベストセラーとなった旧版『中東戦争全史』に、それ以後の15年に起きた出来事を大幅加筆したものです。

今回追加した二章では、9.11とビンラディンの反米テロ闘争、パレスチナの分離壁と2008年のガザ紛争、イランの核開発とイスラエルの反応、アラブの春とそれに続くシリア内戦、イラクとシリアにまたがって出現した「イスラム国」などについても、パレスチナ問題と絡めつつ、それぞれ独立した形で全体像を理解できるように書いています。旧版をお持ちの方にも、強くお薦めできる内容に仕上がっていると思います。

中東戦争全史見本3s.jpg

タイトルに中東「戦争」という名がついていますが、古代イスラエル王国からの歴史や、戦間期のさまざまな政治的出来事も簡潔に解説しており、これ一冊で中東問題全般の基本的な構図は理解できるかと思います。 今回の新版では、地図も新しく自分で作り直し(旧版の地図は編集サイドで用意)、新しいのも数点追加しました。

中東戦争全史見本4s.jpg

また、今回の朝日文庫の新版では、尊敬する内田樹さんに巻末の解説文を書いていただきました。この本だけでなく私の戦史・紛争史研究の仕事全般について、本人の気付かなかった部分まで深く読み解いて下さり、本当に有難く思います。いろいろ瑕疵はあれど、方向性は間違っていないとの認識を持てました。



二つ目の告知ですが、久々に、電子書籍の新刊を出しました。

64中越戦争表紙s.JPG

『中越戦争 1979』


同じ共産主義国である中国とベトナムの間で発生した、17日間にわたる軍事衝突の政治的背景と軍事的経過を、わかりやすく解説した記事です。他では、なかなか得られない情報も多く含む内容です。

これに関連するテーマの電子書籍として、

10中国国境紛争史s.jpg

『現代中国の国境紛争史』


13中台紛争史表紙s.jpg

『中国・台湾紛争史』


もお薦めです。前者では、チベット問題や新疆ウイグル問題の歴史的背景も解説しています。

第二次大戦後に成立した中華人民共和国が、現在までにどのような形で対外紛争を行ってきたかを知ることは、政治的思惑で「隣国の脅威」を際限なく誇張し膨らませる言説の罠に落ちることなく、現実の安全保障問題を考える上で重要だろうと思います。



 
nice!(0)  コメント(0) 

2016年7月30日 [その他(戦史研究関係)]

今日も新刊本の告知です。ソフトカバーの単行本『5つの戦争から読みとく日本近現代史』が、ダイヤモンド社より7月28日に発売されました。

日本近現代史1s.jpg

明治の岩倉使節団から、戦前戦後の沖縄問題まで、学校の授業では端折られがちな日本の近現代史を、中高生から戦争経験者まで幅広い層を対象に、多面的に概説しました。

日本近現代史2s.jpg

本書の基本的なコンセプトは、名前だけなら誰もが知っている日本近現代史の出来事それぞれについて、当時の日本の指導者や国民から見た「主観的歴史」と、相手国や第三国の人々から見た「客観的歴史」の二方向から光を当て、正邪の二元論とは異なる立体的なモデルを浮かび上がらせようという試みです。

日本近現代史3s.jpg


日本近現代史4s.jpg

明治の岩倉使節団(不平等条約の撤廃と先進国の情勢視察を目的とした、日本政府の大規模視察団)から書き起こしていますが、最後まで読めば、その理由を理解できるかと思います。

日本近現代史5s.jpg

巻末には、日本の近現代史について外国人と意見交換する時に役立ててもらおうと、主要なキーワードのミニ和英辞典を収録しています(計8ページ)。三国干渉やリットン調査団、天皇機関説、企画院、朝鮮特需など、英語で説明する時にご活用ください。




秋のしずく1s.jpg


秋のしずく2s.jpg

また、高知新聞で昨年連載された終戦70周年の連載企画『秋(とき)のしずく』が、大判の単行本にまとめられました。私のインタビュー記事も再録されています。巻頭の折り込み、何だろうと思って広げたら、空襲で焦土となった高知市内の鮮明な写真でした。

秋のしずく3s.jpg


秋のしずく4s.jpg


秋のしずく5s.jpg


高知県民の戦争体験を記録した「秋のしずく」書籍に(高知新聞)

今のところアマゾンでは扱っていない模様なので、関心のある人は上のリンク先にある連絡先へ問い合わせてください。高知の戦争経験者の証言が中心で、当時の時代の空気を知る上で読み応えある本です。



8月5日発売予定の『【新版】中東戦争全史』(朝日文庫)の見本も到着しました。この本については、次回の更新で詳しくご紹介します。

中東戦争全史見本1s.jpg



 
nice!(0)  コメント(0) 

2016年7月17日 [その他(戦史研究関係)]

日本会議天皇無視1s.jpg

先日告知しました新刊『日本会議 戦前回帰への情念』(集英社新書)が、7月15日に発売されました。上は、今日の朝日新聞朝刊三面に掲載された広告です。

同テーマの先行著作との相違点は、組織や人脈だけでなく、彼らの政治的主張が日本の歴史上どんな文脈に位置しているのか、彼らの活動によって現実の日本の政治や社会が、どんな方向へ変化しつつあるのかにも重点を置いていることです。

日本会議新書カバー1.jpg

「日本会議を眺める私の視点は『戦史・紛争史研究』の範疇にあるもので、自分が生きる現代の日本が、かつて戦乱の中で自国民を必要以上に多く死なせた社会に回帰するのではないかという懸念は、本書を書き進める上での大きな動機でもありました」(『日本会議 戦前回帰への情念』あとがきより抜粋)


日本会議と戦史研究がどう結びつくのか? といぶかる人もおられるかと思いますが、私の本や原稿を読まれた方はご存知の通り、戦争や紛争の前段階として、当該国の政治状況や国民の思考が少しずつ変化する経過にも光を当てています。今の日本の政治状況には、戦争や紛争に向かった国との類似点がいくつもあります。

日本会議新書カバー2.jpg

また、広告のコピーにもあるように、本文では「安倍首相と日本会議はなぜ天皇のお言葉を無視するのか」にも触れていますが、それを裏付ける問題が、予想外のタイミングと形式で出てきました。「天皇の生前退位」という問題についての安倍首相や日本会議の反応が、今後どのようなものになるか、本書の中にヒントがあるかもしれません。

日本会議天皇無視2s.jpg


日本会議天皇無視4s.jpg





それから、私も筆者の一人として寄稿しています、内田樹さん編のアンソロジー本『転換期を生きるきみたちへ』(晶文社)も、昨日(7月16日)発売されました。

転換期1s.jpg

私の担当原稿は「『国を愛する』ってなんだろう?」というタイトルで、愛国の話だけでなく、政治権力者が「国」という概念をどんな風に利用するのかという事例もわかりやすく説明しています。

まえがきで編者兼筆者の内田樹さんが書かれているように、この本に収録されている原稿は、個別テーマも文体も視点も千差万別で、バラエティに富んでいるのが面白いです。白井聡さんや想田和弘さん、平川克美さんの原稿もあります。こちらも、お薦めです。

転換期3s.jpg



 
nice!(0)  コメント(0) 

2016年6月12日 [その他(戦史研究関係)]

今日は告知を2つ。まず、前回の記事でも紹介しました雑誌『kotoba』2016年夏号(集英社)に、宗教学者の島薗進さんと私の対談記事(6ページ)が掲載されています。

kotobaA1s.jpg

タイトルは『「日本会議」と宗教ナショナリズム』で、日本会議と安倍政権の諸政策との関連や、日本会議の主張の歴史的背景についての意見を述べさせていただきました。

kotobaA2s.jpg


kotobaA3.jpg


島薗進さんと私の対談記事の一部が、以下の公式サイトで読めます。
http://bit.ly/1stNOtY

7月に出る私の新書『日本会議 戦前回帰への情念』と既に発売中の島薗さん・中島岳志さんの新書『愛国と信仰の構造 全体主義はよみがえるのか』(共に集英社)も合わせて読んでいただければ、より内容が伝わるかと思います。

この対談記事に続き、樋口陽一さん・小林節さんの対談も掲載されています。二つの記事で「天皇機関説事件が立憲主義を破壊した」という同じ論点に触れていますが、天皇機関説排撃の「暴論」がなぜ勝利できたのか、という分析が、今こそ必要でしょう。

kotobaB1s.jpg


kotobaB2s.jpg


kotobaB3s.jpg



二番目ですが、先月6日からスペイン・ポルトガル旅行に出ていたため、同日に発売された『歴史群像』誌の担当記事「クリミア併合」を告知するのを忘れていました。

歴群クリミア1s.jpg


歴群クリミア2s.jpg

2014年2月〜3月にプーチンのロシアが実行した「無血の電撃戦」を、政治と軍事の両面から解析。クリミアの戦略的重要性も過去の戦史と絡めて概説しています。

歴群クリミア3s.jpg


歴群クリミア4s.jpg



今月は、単行本・新書・文庫本のゲラチェックの傍ら、ゲーム関係の仕事も少しやっています。米国MMP社から出版予定の『The Last Stand』(モスクワ攻防戦)英語版と、同じく米国ConsimPress社から出版予定の『Bear's Claw』(ベアズ・クロウ)英語版のグラフィックです。発売日など、具体的な進展があり次第、改めて告知します。


nice!(0)  コメント(0) 

2016年3月7日 [その他(戦史研究関係)]

今日は告知が二つ。まず、『歴史群像』(学研)2016年4月号が発売されました。

歴群シンガポール1s.jpg


歴群シンガポール3s.jpg

今回の私の担当記事は、モノクロ12頁「シンガポールの第二次大戦」とカラー2頁「シンガポール戦跡紀行」の二本立て。シンガポールの戦略的重要性と日本軍の侵攻・占領、そして日本統治下の実情などを、現地取材を含めた「事実」に基づき解説しています。

歴群シンガポール2s.jpg


歴群シンガポール4s.jpg


次に、集英社のネット媒体『イミダス』への寄稿が公開されました。

ブログ用イミダス.png

「戦争と平和のリアル」というリレーコラムの第7回で、記事タイトルは『日本を考える 戦争を正当化する「論理」』です。

PC版 
スマホ版 

アーサー・ポンソンビーが『戦時の嘘』(1928年)で挙げた「戦争正当化の10の論理」と、戦前戦中や現在の日本に氾濫する言説との類似点などに目を向けています。戦争と平和に関する、諸々の問題を考える材料の一つとして、参考にしていただければ幸いです。



【おまけ】

かにめし1s.jpg


かにめし3s.jpg

昨日食べた、越前かにめし(商品名)。残っていた大葉を適当にちぎって載せ、しょうゆを少し垂らして美味しくいただきました。カニの身が越前産であるか否かは、商品名との整合性を別にすれば、大した問題ではありません。

かにめし2s.jpg

大葉は、海の幸を引き立てる万能選手だと思います。

かにめし4s.jpg




nice!(0)  コメント(0) 

2016年1月7日 [その他(戦史研究関係)]

2016年がスタートしました。今年もよろしくお願いいたします。年の前半は、既に確定している本三冊の執筆をメインに、『歴史群像』誌の担当記事、そしてイレギュラーの仕事をいくつか進めていく予定です。

張鼓峰1s.png

昨日発売の『歴史群像』(学研)誌2016年2月号に、私の担当記事「張鼓峰事件」が掲載されています。翌年のノモンハン事件の前哨戦として語られることが多い戦いですが、国境紛争や領土問題の独立したケーススタディとしても興味深い題材です。

張鼓峰2s.png

翌年のノモンハン事件や、その後の太平洋戦争で露呈する日本軍の問題点、例えば人命軽視と客観的情報の軽視(主観的判断への過度な傾倒)、兵站や火力などの合理的要素の軽視(精神主義の過度な信奉)、大勢の犠牲を出しても指導部は誰も責任をとらない無責任体質等は、全て張鼓峰事件でも表れていました。

張鼓峰3s.png

国境紛争や領土紛争は、境界線に関する認識の不一致が原因となりますが、張鼓峰事件発生当時の政府や陸軍上層部は、外交による解決という理性的な方針で対処しようとしました。しかし現地部隊の指揮官が「武力行使を禁じる天皇の命令」を無視して独断で戦闘を始めたことで、紛糾は本格的な軍事衝突に発展しました。

張鼓峰4s.png

名前だけは知っているという人も多いかと思いますが、この機会に張鼓峰事件について、および日本が将来また領土紛争の当事国となった場合の対処法について、考えるきっかけとなれば幸いです。

ちなみに、『歴史群像』誌の次号では、太平洋戦争期のシンガポール攻略戦に関する戦史研究記事一本と、カラーページのシンガポール戦跡探訪記を寄稿する予定です。先日の旅行で撮ってきた写真と共に、シンガボールの戦跡や博物館の現況を紹介します。関心のある方は、ぜひお楽しみに。

シンガポールs.png




nice!(0)  コメント(0) 

2015年11月8日 [その他(戦史研究関係)]

今日は、告知を二つ。

毎日新聞1106ds.png

まず、おとといの11月6日(金)付の毎日新聞夕刊に掲載された「いびつな『大日本病』」という記事の中で、私の談話と『戦前回帰』に関する内容を紹介していただきました。先日、記者の方が名張の自宅まで来られて、写真込みの取材をされました。私一人ではなく、他にお二人の話も組み合わせた記事になっていますが、『戦前回帰』で書いた内容に踏み込んだ話がいろいろと出ています。

毎日新聞1106as.png


毎日新聞1106bs.png


毎日新聞1106cs.png

記事の内容は、以下の毎日新聞さんの公式サイトでお読みいただけます。

特集ワイド:続報真相 いびつな「大日本病」


また、明日の11月9日(月)には、東京の文化放送という放送局のラジオ番組『大竹まことのゴールデンラジオ』にゲストとして生出演し、私と『戦前回帰』に関する話をすることになりました。

大竹まことs.png

番組の放送時間はは13時〜15時30分で、私が出演させていただく「大竹メインディッシュ」は、14時25分〜14時50分頃の予定です。

大竹まこと ゴールデンラジオ

お時間がありましたら、ぜひお聴きください。




nice!(0)  コメント(0) 
前の10件 | 次の10件 その他(戦史研究関係) ブログトップ