So-net無料ブログ作成
その他(雑感・私生活など) ブログトップ
前の10件 | -

2016年12月31日 [その他(雑感・私生活など)]

2016年も、いよいよ今日で終わりです。今年は、私にとっては意外と長い一年でした。はじめの頃に起こった出来事が、もう遠い昔のように感じられます。

日本会議新書カバー1.jpg


日本近現代史1s.jpg


中東戦争全史見本1s.jpg


独ソ戦史2s.jpg

今年出た著書。『日本会議』(集英社新書)、『5つの戦争から読み解く日本の近現代史』(ダイヤモンド社)、『[新版]中東戦争全史』『[新版]独ソ戦史』(共に朝日文庫)の4冊です。特に『日本会議』はあちこちで紹介していただき(増刷も重ね)、関連企画として『kotoba』誌に宗教学者の島薗進さんとの対談記事が出たり、『サンデー毎日』に青木理さんとの対談記事が出たり、『SIGHT』誌に渋谷陽一さんとの対談記事が出たりもしました。

kotobaA1s.jpg


kotobaA2s.jpg


01サンデー毎日見本1.jpg


02サンデー毎日見本2.jpg


SIGHT表紙s.jpg


SIGHT記事1s.jpg

また、内田樹さん編のアンソロジー本『転換期を生きるきみたちへ』(晶文社)にも、原稿を寄稿しました。

転換期1s.jpg


転換期3s.jpg

雑誌『歴史群像』への今年の寄稿は「張鼓峰事件」(2月号)、「シンガポールの第二次大戦」(4月号、カラー頁の企画も連動)、「クリミア併合」(6月号)、「混沌と対立のロシア内戦」(8月号)、「チェコスロヴァキアの第二次大戦」(10月号)、「レッドパージ」(12月号)でした。

張鼓峰1s.png


歴群シンガポール1s.jpg


歴群クリミア1s.jpg

今年は仕事が忙しくて、過去の掲載記事を電子書籍として出版する事業はお休みでしたが、来年は再開する予定です。

六角堂出版の電子書籍カタログ


執筆以外の仕事では、神奈川新聞や琉球新報などのインタビューを受けたり、岩上安身さんのIWJ(インデペンデント・ウェブ・ジャーナル)で6時間を超えるネットインタビューに出演したり、神戸で日本会議と安倍政権に関する講演会を行ったりもしました。

IWJインタビュー1s.jpg


IWJインタビュー2s.jpg


神戸講演写真2s.jpg

人前でしゃべるのは正直苦手で、なかなか思い通りに話せずに苦戦していますが、社会問題について自由に意見表明できる環境が少しずつ脅かされているように思えるので、来年も幅広く活動するつもりです。


リスボン1.jpg


04広島1.jpg


02プラハ昼01s.jpg


14ビルケナウ01s.jpg


21ブダペスト3s.jpg

仕事以外では、5月にスペイン(バルセロナ、マドリード、トレド)とポルトガル(リスボン、シントラ、ロカ岬)へ旅行し、8月には広島(広島、呉、江田島、宮島)と山口(岩国、周防大島)へ、10月にはチェコ(プラハ、リディツェ、ブルノ、チェスキークルムロフ、チェスキーチェシン)とポーランド(チェシン、クラクフ、オシュフィエンツィム=アウシュヴィッツ)、スロヴァキア(ブラチスラヴァ、バンスカービストリツァ)、ハンガリー(ブダペスト、ヴィシェグラード、バラトン湖、セーケシュフェヘルヴァール、ショプロン)、オーストリア(ウィーン)を旅行しました。

スペイン=ポルトガル旅行についての過去記事

広島=山口旅行についての過去記事

中欧五か国旅行についての過去記事

広島=山口と中欧五か国の旅行は、単行本や雑誌記事のための取材も兼ねてレンタカーで各地を周り、見聞を広めることができました。

35レンタカー1s.jpg


来年は、現時点で本三冊の出版が予定されており、『歴史群像』への寄稿も継続します(1月頭に出る号の担当記事は「シベリア出兵」)。取材を兼ねた旅行も活発に行う計画です。著書を買って下さった皆様、ありがとうございました。来年もベストを尽くしますので、ぜひご期待ください。

それでは、皆様もよいお年を。


聖家族教会01s.jpg


リスボン3.jpg

nice!(1)  コメント(0) 

2016年11月3日 [その他(雑感・私生活など)]

月が変わってしまいましたが、今日は旅の報告など。10月10日〜19日まで、本の取材も兼ねて、中欧のチェコとポーランド、スロヴァキア、ハンガリー、オーストリアをレンタカーで旅行してきました。

38中欧ドライブ地図2s.jpg

今回クルマで移動した五か国(ポーランドは南部)は、第一次大戦の勃発時にはすべてオーストリア=ハンガリー領で、ポーランドを除く四国は初めての訪問でしたが、文化的にはゆるやかなグラデーションで違いが連なっている感じでした。

36ヴィニエットs.jpg

五か国とも、シェンゲン協定の締結国なので、国境越えは基本的にフリーパスでしたが、高速料金の前払いシステムが国ごとに違っているので、新しい国へ入るたび、ヴィニエットと呼ばれる切符を買います。写真はオーストリアのもので、これを車検シールのように、フロントガラスの内側に貼ります。ポーランドだけは、日本と同様に料金所で支払うシステムでした。

01プラハ01s.jpg


02プラハ昼01s.jpg


03プラハ夜01s.jpg


04プラハ夜04s.jpg

最初の訪問地プラハ。ここは昼も夜も美しい街でした。

05ハイドリヒ暗殺現場4s.jpg


06プラハ教会1s.jpg


07プラハ教会4s.jpg

プラハでは、1942年にナチスの高官ラインハルト・ハイドリヒがチェコ人の戦闘員に暗殺された場所や、その暗殺犯らが最後に立てこもった教会(地下が事件関連の博物館になっている)にも行きました。

08リディツェ1s.jpg


09リディツェ6s.jpg

プラハで二泊したあと、いったん空港へ戻ってレンタカーを借り、ドライブ旅行がスタート。最初に訪れたのは、空港から10分ほどの場所にあるリディツェ村の跡地でした。この村は、ハイドリヒ暗殺の報復として完全に破壊され、男性の住民は全員射殺、女性と子供は収容に送られて、その多くは命を落としました。

10ブルノ2s.jpg

チェコ東部、旧モラヴィアの古都ブルノ。

11チェシン3s.jpg

チェコとポーランドの国境にまたがる街、チェシン。ここは第二次大戦に前後して、たびたび帰属が変わりましたが、今は街の中心を流れる小川と橋が国境になっています。

12アウシュヴィッツ1s.jpg


13アウシュヴィッツ6s.jpg


14ビルケナウ01s.jpg

ポーランド南部のオシュフェンチム、ドイツ語の地名はアウシュヴィッツ。強制収容所の跡地を見学しました。事前にいろいろと予習をして行きましたが、考えるところの多々あった時間でした。

15クラクフ1s.jpg

ポーランド南部の古都クラクフ。

16バンスカー1s.jpg


17バンスカー3s.jpg


18バンスカー4s.jpg


19バンスカー61s.jpg


20バンスカー62s.jpg

スロヴァキア中部のバンスカー・ビストリツァ。ここは第二次大戦末期、枢軸国だったスロヴァキアで反ドイツの反乱が発生した場所です。蜂起を記念する博物館があり、隣接する公園にはソ連軍のT34/85やドイツ軍のIII号突撃砲、IV号などと共に、チェコ製のLT38(ドイツ軍が接収した後は38(t)の名称で使用)軽戦車が展示してありました。LT38は、日本軍の95式軽戦車と似た印象。

21ブダペスト3s.jpg


22くさり橋2s.jpg


23ブダペスト西駅3s.jpg

ハンガリーのブダペスト。夜景の美しさではプラハと双璧です。王宮の丘には内容の充実した軍事史博物館もありました。

24グヤーシュ1s.jpg

ハンガリーの名物料理グヤーシュ。香辛料のパプリカを効かせた、牛肉入りの野菜スープです。

25バラトン湖1s.jpg


26セーケシュフェ1s.jpg

ハンガリーのバラトン湖と、ハンガリー最古の街とされるセーケシュフェヘルヴァール。ホビージャパンの『ビターエンド』をプレイしていた時には、まさか同地やブダペストを車で走ることになるとは思いもしませんでした。

27ブラチスラヴァ3s.jpg

スロヴァキアの首都ブラチスラヴァ。

28ウィーン美術館1s.jpg


29ウィーン美術館3s.jpg

オーストリアのウィーンには、美術史博物館を見学するため数時間だけ滞在しました。

30ショプロン3s.jpg


31汎ヨーロッパ公園1s.jpg

ハンガリーのショプロンと、その北にある「汎ヨーロッパ・ピクニック記念公園」。1989年のベルリンの壁崩壊に先立ち、この場所で起きた東独市民のオーストリアへの大量越境が、冷戦崩壊の引き金になりました。

32チェスキー1s.jpg

チェコのチェスキー・クルムロフ。

33デンハーグ2s.jpg


34ピーテルヤンs.jpg

帰りは、オランダのアムステルダム経由でしたが、スキポール空港での待ち時間が7時間ほどあり、いったん空港を出てデンハーグへ行き、マウリッツハイス美術館を観たほか、シミュレーション・ゲーム関係の友人であるピーテルヤン・デ・ウィルデ氏とも会いました。

35レンタカー1s.jpg

レンタカーでの総走行距離は、2365kmに達しました。今回は少し古い型のプジョー車でしたが、よく走ってくれました。運転中は写真を撮っていませんが、ハンガリーの田舎道は紅葉がとても綺麗でした。

37スペイン内戦1ns.jpg

さて、これとは別に告知をひとつ。ハビエル・ロメロ氏がデザインした、GMT社のシミュレーション・ゲーム『スペイン内戦(The Spanish Civil War)』の日本語版を、シックス・アングルズ別冊第11号として出すことが正式に決定し、契約書を取り交わしました。今年の残りと来年初頭は、執筆の仕事で忙しいので、発売は2017年の夏以降となりますが、今回もコンポーネントの改良などを行い、ベストの形で発売する所存です。ぜひご期待ください。

38スペイン内戦3ns.jpg



 
nice!(0)  コメント(0) 

2016年9月12日 [その他(雑感・私生活など)]

2016年のセ・リーグ優勝は、広島東洋カープに決定しました。私は阪神ファンですが、8月17日から19日まで広島(および山口)に旅行して、街中での「カープ愛」に触れたこともあり、先日の巨人との優勝決定戦は「赤組」を応援していました。カープファンの皆様、優勝おめでとうございます。

今日は、その広島旅行時に撮った写真を紹介しながら、行程を振り返ってみます。

01さくら先頭.jpg

今回の旅行では、新大阪から広島まで新幹線を利用しましたが、行きも帰りも「さくら」に乗りました。普通車でしたが、座席は二席+二席の配列で、三席+二席の東海道新幹線よりも快適でした。

02広島2a.jpg


03広島2b.jpg

広島についてレンタカーを借り、最初に向かったのは平和記念資料館でした。半分改装中で展示スペースはやや狭い印象でしたが、外国からの訪問客が予想より多く来ていました。

05原爆ドーム4.jpg


04広島1.jpg

そのあと、平和公園を通って「原爆ドーム」へ。人類史上初の核攻撃を受けた都市に残る、核兵器の威力を示す残骸。今の核兵器は、広島に投下されたものよりもさらに強力になっています。

08大和ミュージアム4.jpg


09吉田満大和ミュージアム.jpg

二日目は、まず呉へ移動し、大和ミュージアムを見学。館内の展示でいきなり吉田満少尉の写真が目に入り、ちょっと戸惑いました。と言うのも、東大在学中に学徒出陣で海軍将校となり、戦艦大和の乗員として沖縄特攻に参加して九死に一生を得たのち、『戦艦大和ノ最期』などの著作を残された吉田満さんの著書『戦中派の死生観』を、行きの新幹線(そして広島滞在中および帰りの新幹線)で読み、当時の海軍軍人に思いを馳せていたところだったからです。

10呉自衛隊博物館9.jpg


11呉自衛隊博物館3.jpg


12呉自衛隊博物館4.jpg


13呉自衛隊博物館1.jpg

大和ミュージアムの隣にある、海上自衛隊の呉史料館には、湾岸戦争後に海上自衛隊が行った掃海作業についての詳しい展示があり、興味を惹かれました。

14艦船めぐり1.jpg


15艦船めぐり3.jpg


16艦船めぐり2.jpg


18艦船めぐり6.jpg

その反対側の隣にある埠頭からは、艦船めぐりという海上自衛隊の艦船を海から近づいて見せてくれる遊覧観が出ています。海上自衛隊OBらしき人が、個々の艦船について説明してくれます。

19江田島1.jpg


20江田島2.jpg

呉でしばらく過ごしたあと、音戸の橋を渡るルートで江田島に渡り、旧海軍兵学校を見学しました。ここは、今も海上自衛隊第一術科学校として使われ、大勢の若い自衛官が訓練と勉学に励んでいます。旧海軍兵学校内にある「教育参考館」という建物は、幹部候補生の教育施設で、勝海舟の頃からの日本海軍に関する貴重な物品や書などが多数展示してある「日本海軍博物館」的な施設(館内撮影厳禁)ですが、特攻で死んだ海軍軍人の名前が何枚もの大きな大理石に刻んであるのを見て、事実の重さを再認識させられました。

21江田島牡蠣養殖2.jpg


22江田島牡蠣養殖1.jpg

江田島の入り江には、牡蠣の養殖棚がたくさん並んでいました。こんな炎天下で、牡蠣が水の外に吊されていて死なないのかと思いましたが、満潮になると海の中に戻るのでだいじょうぶらしい。江田島湾内には、大きくなった牡蠣をさらに深いところに沈める設備が浮かんでいます。

23厳島神社2.jpg


24厳島神社1.jpg


25厳島神社5.jpg


26厳島神社3.jpg


27厳島神社4.jpg

三日目は、朝のうちに宮島へ行き、厳島神社を見学しました。過去の台風でも動いたことがないという沖合の鳥居は、遠くから眺めると優雅ですが、ズームで見ると競輪選手の太腿のように踏ん張りの効きそうな足をしています。ちょうど満潮時だったため、赤い建物が空の青や海の青緑に映えて美しい光景を楽しめました。

28錦帯橋1.jpg


29錦帯橋3.jpg


31錦帯橋5.jpg


30錦帯橋4.jpg

宮島で早めの昼食を食べたあと、山口県に入り、岩国の名所・錦帯橋へ。今まであちこちで橋を見てきましたが、これは観に行った甲斐があったと思う眺望でした。アーチ型に盛り上がった橋の上からの眺めもすごくいい感じです。

33陸奥記念館1.jpg


34陸奥記念館3.jpg


35陸奥記念館7.jpg

岩国からさらに足を伸ばし、周防大島の東端にある陸奥記念館へ。戦艦陸奥は、第一次大戦後に長門型戦艦として就役し、大和が登場するまでは長門と共に日本海軍のシンボル的存在でしたが、太平洋戦争最中の1943年6月8日、原因不明の爆発事故を起こし、記念館から望める柱島沖で沈没しました。艦内には、引き揚げられた船体の一部や、三好艦長をはじめとする乗組員の遺品などが展示されています。

40山口ふぐみやげ.jpg

周防大島からの帰り、山口県の玖珂SAに立ち寄ったら、関西や三重県では見かけないカテゴリーのアイテムを販売していたので、いろいろ衝動買いしてしまいました。その後、夕方の渋滞に巻き込まれて、陸奥記念館から広島駅近くのレンタカー会社まで、ほぼ三時間を要しました。

36焼きガキ.jpg


37あなごめし.jpg


38士官カレー.jpg


39広島お好み焼き.jpg

広島で食べたものは、どれも満足度が高かいものでしたが、特に宮島の「はやし」でいただいた焼き牡蠣が絶品でした。身が大きくて味や風味も濃厚。同じ店のあなごめしも、身が分厚くて満足できました。大和ミュージアム隣で食べた「海軍士官カレー」も、大きな牛タンが柔らかくて美味でした(見た目より量がある)。

41走行距離382キロ.jpg

広島で借りたレンタカーの走行距離は、三日で382キロでした。最終日の周防大島が遠かったですが、三日とも快晴で、だいぶ日に灼けました。


 
nice!(1)  コメント(0) 

2016年5月24日 [その他(雑感・私生活など)]

今日も告知から。集英社新書より、7月15日に拙著『日本会議 戦前回帰への情念』が発売される予定です。既にアマゾンなどの書店では予約の受付が始まっていて、一時は「本全体で60位」になっていました。

アマゾン画像1s.jpg

アマゾン画像2.png


山崎雅弘『日本会議 戦前回帰への情念』(Amazon)

また、同じ集英社から6月6日に発売される雑誌『kotoba』でも、島薗進さん(宗教学の大家)と私の対談記事6ページが掲載される予定です。記事タイトルは『「日本会議」と宗教ナショナリズム』です。

7月中旬にはダイヤモンド社より、ソフトカバー単行本『5つの戦争から読み解く日本近現代史』も刊行されます。この本は、明治の岩倉使節団から現在にいたるまでの日本の近現代史を、主要な戦争とその前後の政治的潮流を軸にわかりやすく解説したものです。

さらに、6月から7月のどこかには、晶文社さんより、内田樹さんが中心となったアンソロジー本『転換期を生きるきみたちへ』(テーマは「中高生向け」)も発売される予定です。内田さんや想田和弘さん、白井聡さん、小田嶋隆さんらと並び、私も一本寄稿しています。

そして、8月7日には、2001年に学研M文庫から発売され、累計7万部のベストセラーになった拙著『中東戦争全史』の「増補版」が、朝日文庫より出版される予定です。

オリジナルの九章に加えて、2001年の「9.11」から現在までの出来事を扱った二章を書き下ろしたもので、ビンラディンとパレスチナ問題、イスラエルが建設を強行した「分離壁」、イランの核開発を妨害するためにイスラエルが行ったとされるサイバー攻撃、アラブの春とシリア内戦、そして「イスラム国」の出現とパレスチナ問題の関係(「イスラム国」はイスラエルだけでなく、パレスチナ側のファタハとハマスも敵視している)などを書き足しています。

ちなみに、7月頭に出る『歴史群像』誌には、担当記事「ロシア内戦」が掲載されます。

以上のように、6月から8月にかけて、単行本一冊と新書一冊、文庫本一冊、共著のアンソロジー本一冊、寄稿とインタビューが掲載される雑誌二冊が相次いで出版される予定です。どれもテーマ的にはバラバラに見えますが、実はすべて根底で繋がっていると私は理解しています。関心のある方は、ぜひご期待ください。





さて、5月の6日から18日まで、スペインとポルトガルに旅行していました。バルセロナに近いところに住む、スペイン人のシミュレーション・ゲーム・デザイナー、ハビエル・ロメロ氏と昨年からフェイスブックでやりとりしており、行くなら5月がお薦めだということだったので、執筆の仕事が一段落するであろう5月に行こうと決めていました。

そして、具体的な旅行日程は、サッカーの強豪・FCバルセロナの本拠地カンプ・ノウ(カムノウ)での最終戦「バルサ対エスパニョール」のチケットを、公式サイトで買ったところから決めていきました。試合日は5月8日だったので、その前後にバルセロナに滞在し、それからマドリードへ移動する形で、日程を埋めていきました。

カンプノウ1s.jpg


カンプノウ3s.jpg


メッシs.jpg

FCバルセロナの試合は、コーナーに近い前から4列目の席で観ました。ピッチと一階席は地下に掘られた高さにあり、メッシとスアレス、ネイマールとラフィーニャが得点を決めて大勝しましたが、当代最高とも評されるMSNトリデンテ(メッシとスアレス、ネイマール)がすぐ目の前でプレーする姿に興奮しました。

ロメロ氏1.jpg


ロメロ氏2.jpg

試合当日の昼には、バルセロナ市内でハビエル・ロメロ氏と会い、ちょっとしたインタビューを行いました。インタビューは、日本語版はシックス・アングルズ別冊第11号『スペイン内戦』(現在ライセンス交渉の最終段階を行っているところ)の本誌に、英語版はGMT社の機関誌『C3i』誌に、それぞれ掲載される予定です。

ちなみに、別冊第11号『スペイン内戦』はGMT社の『The Spanish Civil War』の日本語ライセンス版で、デザイナーはロメロ氏です。

カサバトリョ4s.jpg


カサミラ.jpg


聖家族教会01s.jpg

バルセロナでは、アントニ・ガウディの建築物をいろいろ見学しました。カサ・バトリョ、カサ・ミラ、グエル邸なども興味深い建物でしたが、特に印象的だったのは有名なサグラダ・ファミリア(聖家族贖罪教会)でした。

聖家族教会02s.jpg


聖家族教会03s.jpg


聖家族教会09s.jpg

有名な観光地は、行ってみるとガッカリということも多いですが、ここは逆でした。建設経緯や構造の予習をしていきましたが、想像を軽く10倍は超える感動を味わいました。本当にすごいところです。中に入って見上げた瞬間から、頭の中で音楽が聴こえている気がしました。石造の建造物なのに、森の中にいるような抱擁力を感じました。

マドリード1.jpg


マドリード2.jpg


マドリード3.jpg

その後、マドリードではバルをはしごしたり(イベリコ豚の生ハムのサンドイッチは安くて美味しいので、毎日どこかで食べました)、フラメンコを観たり、大きな美術館(プラド、ティッセン・ボルネミッサ、ソフィア)で名画を堪能したりしました。そして、鉄道で40分くらいの場所にあるトレドにも行き、スペイン内戦で激戦地となった「アルカサール」(戦後に再建)も見学しました。

マドリード4.jpg


トレド1.jpg


トレド2.jpg

それから、ポルトガルへと移動し、リスボンとシントラ、そして「ユーラシア大陸最西端」のロカ岬などを見て回りました。行くまでは、ポルトガルはスペインの影に隠れた感じで、あまりはっきりしたイメージを持っていなかったのですが、町も人も落ち着いた雰囲気で、地下鉄などの公共交通機関の治安もスペインより安全な感じで、ゆっくり過ごせるところでした。

リスボン1.jpg


リスボン2.jpg


リスボン3.jpg

最終日、ホテルからリスボンの空港まで地下鉄で移動しました(けっこう近い)が、駅でトランクを持って階段を降りようとしたら、見ず知らずのおばちゃんが、手振りで「あっちにエレベーターがあるわよ」と親切に教えてくれました。そんな、ほっこりした気分を胸に、ポルトガルを後にしました。

ロカ岬1.jpg


ロカ岬2.jpg

今回も、あちこちで面白いもの、驚くようなものをたくさん見聞きして、たっぷり充電してきました。今後の仕事にも、いろいろな形で活かせたらと思っています。




nice!(0)  コメント(0) 

2016年4月19日 [その他(雑感・私生活など)]

今日はまず告知をひとつ。神奈川新聞の連載企画記事をまとめた単行本の第二弾『時代の正体2』(現代思潮新社)の見本が手元に届きました。

時代の正体2.jpg

神社の改憲署名に関連する私のインタビュー記事(2P)も再録されていますが、他にも今読んでおくべき深い論考が満載です。これぞジャーナリズム、という緊張感のある内容です。もう書店でも発売されているはずです。


最近は仕事が忙しくて、ゲームをプレイする時間がなかなか取れませんが、今週末は久々にできそうです。先日、超ひさしぶりに、カッターでユニットを切断しました。

スペイン内戦駒1.jpg


スペイン内戦駒2.jpg


また、仕事の息抜きでebayオークションを見て、つい購入してしまったゲームが、いくつか手元に届きました。

コレイカ1.jpg

まず、ポーランド製のボードゲーム『行列(コレイカ)』。共産主義体制下ポーランドの商品不足と買い物の苦労を題材にしたゲームです。と書くと、軽いおふざけのようなブラックジョーク的な印象がありますが、ルールブックには当時の経済状況を真面目に解説した記事(シミュレーション・ゲーム的に言えばヒストリカル・ノート)も収録されています。東欧の社会史の一面を、遊びながら理解できるツールでもあります。

コレイカ2.jpg


コレイカ3.jpg


コレイカ4.jpg


コレイカ5.jpg

ポーランド版には日本語を含む各国語のルールが同梱されていますが、日本語の出来がかなり良くて、カードに貼る対訳シールも完備(ただしプレイに必要なカードのみで、商品カード等は未訳)されています。いろんな意味で、プレイするのが楽しみな作品です。

コレイカ6.jpg


コレイカ7.jpg


コレイカ8.jpg


コレイカ9b.jpg


コレイカ9c.jpg

海外のあるネット記事では「このゲームのロシア語版がロシアで販売禁止になった」と報じられ、私もそれを信じてフェイスブック等で紹介したのですが、FBフレンドのロシア人ゲーマーから「そんな事実はないよ、今でもロシアのゲームショップで売られている。値段が高いなどの理由で売れていないだけ」だという情報を得て、教えてくれたリンク先を見ると、確かに売っていました。ロシア語版のタイトルは『オチェレディ(意味は同じく行列)』で、このロシア人フレンドに一個買ってもらいました。届くのが楽しみです。

コレイカ箱.jpg

ちなみに、旧ソ連の国からebayで本などを買うと、本当にこういう包装(茶色い紙で包んで麻ひもで十字に縛る)でやってきます。


もう一つ、こちらはソ連崩壊前の1988年に米国アバロンヒル社から発売されたボードゲーム『クレムリン』。

クレムリン1.jpg

発売時に買い逃していましたが、ようやく初版の「ゴルバチョフボックス仕様」を手に入れました。ソ連政府内の権力闘争がテーマ。

クレムリン2.jpg

左はソ連時代に使われていたゴルバチョフ書記長の公式ポスター。けっこう上質な分厚い紙に、高精細で綺麗に印刷されています。

クレムリン3.jpg

クレムリン』に登場するソ連政府高官のカードはフィクションですが、ロシア革命直後のボリシェヴィキ政権時代を扱ったヒストリカル・バリアント『レボリューション(革命)』も後に発売されました(黄色い枠のカード)。レーニン、トロツキー、スターリン、ジェルジンスキーなど著名人による仁義なき戦いが繰り広げられます。

クレムリン4.jpg

ただし、プレイ経験者によると、『レボリューション』の方はプレイバランスがあまり良くなく(チェーカーの粛清効果が強すぎるのと、年功序列というオリジナル版の特徴的ルールがうまく機能しないなど)、ゲームとしての完成度はオリジナル版の方が高いそうです。こちらも、いずれプレイしてみたい品です。



nice!(0)  コメント(0) 

2015年12月31日 [その他(雑感・私生活など)]

今日はまず告知から。朝日新聞出版さんのPR誌『一冊の本』2016年1月号の見本が届きました。私の原稿「見失われつつある『歴史を学ぶ理由』」も掲載されています。税込100円で、都心の大型書店にはあると思いますが、小さい書店でも取り寄せ可能なはずです。

一冊の本1s.png


一冊の本2s.png


一冊の本3s.png


一冊の本4s.png



さて、2015年もいよいよ今日で最終日となりました。さまざまな出来事がありましたが、公私ともに非常に充実した一年でした。

アエラ対談3.png

雑誌『AERA』(朝日新聞出版)3月30日号で、小島慶子さんと対談させていただいた頃から、今までの戦史・紛争史の枠とは少し異なる仕事の依頼を受けるようになりました。地方紙・全国紙の新聞やネットメディアのインタビューを受け、年の後半には、講演やラジオ生番組の出演を初めて経験しました。たくさんの人とお会いして、いろいろな話ができたことも、自分にとって大きな収穫でした。

0821ブログ用01.jpg


0821ブログ用09.jpg


0821ブログ用10.jpg


8月12日 沖縄県那覇市で講演「戦後70年 戦史の実例から『軍と市民の関係』を問い直す」(主催・琉球新報)

2015年8月21日の記事



国会議事堂06.png


国会議事堂10.png


国会議事堂02.png


国会議事堂03.png


戦前回帰.png


アマゾン戦前回帰1位as.png


8月30日 国会議事堂前の安保法制反対デモに参加
8月31日 前日のデモに関する談話が神奈川新聞に掲載
9月1日 著書『戦前回帰』(学研教育出版、現学研プラス)

2015年9月1日の記事



毎日新聞1106ds.png


毎日新聞1106as.png


リテラ.png


文化放送s.png


大竹まことs.png


11月9日 文化放送『大竹まこと ゴールデンラジオ』出演

2015年11月15日の記事


高知新聞1s.jpg


私が、現在進行中の歴史、つまり同時代の政治的問題に積極的に関わる理由については、以下の記事で少し説明しました。

2015年11月3日の記事

政治権力が当たり前のように歴史研究に介入して、時の権力者に都合のいい歴史だけを書かせ、不都合な歴史は書くことを禁じるという政治体制の国は、戦前戦中の日本やドイツを含め、過去にいくつもありましたし、現在も少なからず存在しています。今まで、私が世界中の戦史や紛争史についての原稿を自由に書けていたのは、私が生きてきた戦後の日本社会が「幸いにもそういう政治体制ではなかった」からですが、来年以降もそうであり続けるのか否かは、今を生きる日本人の行動と態度によって左右されます。そういう重要な分岐点に、我々は今立っていると、私は理解しています。(記事より一部抜粋)


SA16見本2s.png

あと、シックス・アングルズ第16号『ベルリン陥落 1945』を無事に刊行できたこと、年末に前々から行きたいと思っていたシンガポールへ旅行できたことも、自分にとって満足のいく出来事でした(シンガポールの帰りに滞在した台湾の台北と台南での時間も)。ゲームデザインや外国旅行は、私にとって重要な「栄養補給」という面があるので、来年も積極的に時間をとっていきたいと思っています。

今年一年、ご愛顧や応援を下さった皆様、どうもありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

0821ブログ用11.jpg




nice!(1)  コメント(0) 

2015年12月26日 [その他(雑感・私生活など)]

2015年もそろそろ終わりですが、前回の更新からだいぶ間が空いてしまいました。

今月は、7日〜15日まで、シンガポールと台湾へ、現地取材を兼ねた旅行に出ていました。シンガポールでは、太平洋戦争に関連する博物館(山下とパーシバルの降伏交渉が行われた旧フォード工場など)や古戦場、ジョホール水道やセレター港などを周り、雑誌記事で紹介する写真と情報を集めてきました。

シンガポール1s.jpg


シンガポール2s.jpg


シンガポール3s.jpg


シンガポール4s.jpg


シンガポール5s.jpg


シンガポール6s.jpg


シンガポール7s.png


シンガポールコースs.jpg


台湾では、台北のウォーゲーム・クラブ「戦棋団」にお邪魔して、GMT社の『チャーチル』をプレイしたり、台北と台南の探索を行ったりしました。台北から台南へ行く台湾高速鉄道(高鐵)は、車体が日本の新幹線とほとんど同じで、快適に移動することができました。

台北台南1s.png


台北台南2s.png


台北台南3s.png


台北台南4s.png


台北台南5s.png


台北台南6s.png


台北台南7s.png



それから、旅行に出ていた12月14日付の高知新聞に、先日自宅でインタビューを受けた時の記事が掲載されました。

高知新聞1s.jpg


高知新聞2s.png


高知新聞3s.png


高知新聞4s.png


今回も旅先でたっぷり充電してきたので、年末から来年春にかけて、様々な分野の仕事でベストを尽くす所存です。

下は、シンガポール市内で撮影したもの。旅先では、基本的に「自撮り」はしないのですが、ある記念碑の写真をとったら、ピカピカに磨かれた表面に、私の姿が映り込んでいました。

シンガポール最後s.jpg




nice!(0)  コメント(0) 

2015年1月19日 [その他(雑感・私生活など)]

先週と今週は、『歴史群像』誌次号担当記事「イスラム国の誕生」執筆と、そのための各種資料読み込み作業を続ける日々を送っていますが、朝から晩まで「イスラム国」と向き合っていると、さすがに尋常で無いレベルで気が滅入ります。ということで、昨日の日曜はオフ日として、久しぶりに大阪へ出掛けてきました。

まず、梅田の「テアトル梅田」で映画『ガガーリン』を鑑賞。この作品は、2013年のロシア映画ですが、1961年4月に人類初の宇宙飛行を成し遂げたユーリー・ガガーリンの伝記作品です。

ガガーリン.png

(画像は公式サイトより)

昨年観た映画『ラッシュ』と同様、この作品も、私にとっては特別な思い入れのある内容で、公開を楽しみにしていました。1970年代のF1も、ガガーリンの宇宙飛行も、10代の頃に本や雑誌記事を繰り返し読んで、頭の中でイメージを膨らませていた題材でしたが、それを(多少のエンターテイメント的な脚色を織り込みつつ)リアルな形で再現した映画を観ると、感動の度合いもさらにアップします。全体の流れを大筋で知っていても、やはり最後に無事帰還するシーンは、感情が揺さぶられてグッとこみ上げてくるものがありました。

映画『ガガーリン』はまた、久々に観る「新作のソ連映画」という感じで、ソ連時代独特の雰囲気をたっぷり味わえました。「ソ連映画」と聞くと、堅苦しい政治宣伝や芝居がかった嘘くさいスローガンなど、つまらないプロパガンダ映画を想像する方もおられるかと思いますが、実際には様々な社会問題と正面から向き合い、葛藤や絶望・希望を真摯に描いた作品も多く、随所に上質のユーモアが散りばめられていて、西側でも「名作」と評される完成度の高い作品がたくさんありました(『モスクワは涙を信じない』などが代表的)。この作品でも、緊迫したシーンの合間、絶妙のタイミングで挟まれるユーモアがいい味を出しています。ちなみに、ソ連宇宙開発の技術面での総責任者セルゲイ・コロリョフが、すごくカッコ良く描かれています(笑)。



ただし、ソ連政府は「国家的英雄」が事故で死ぬことを恐れて、彼を二度と宇宙飛行には参加させませんでした。ガガーリン氏は、笑顔であちこちの国(日本を含む)を訪れていますが、政治宣伝の広告塔という役割は、また宇宙に飛びたいと願う本人には相当なストレスだったろうと思います。こうした事情もあってか、彼はやがて政府から疎まれるようになり、若くして不慮の事故で命を落とすことになります。


阪急梅田駅.png

阪急梅田駅。

その後、阪急電車に乗って武庫之荘へ移動し、「DDR PLANET」さんにお邪魔。ここは、大手新聞などでも紹介され話題になった『共産主婦』(社会評論社)の著者・イスクラさんが経営されている東欧雑貨のお店で、以前は尼崎で営業されていました。旧東ドイツものをはじめ、第二次大戦後の東欧諸国で作られた各種雑貨がメインですが、それ以前の古いアイテムもあり、丁寧に探すと歴史研究の役に立ちそうな資料が見つかることもあります。

DDR1.png


DDR4.png

お店のサイト(ブログ) 



オリックス劇場.png

夜は、四つ橋のオリックス劇場で、須藤元気さん率いる「ワールド・オーダー」のライブを鑑賞。前から9列目、左斜め45度くらいの位置で観ましたが、昨年のZepp大阪よりもステージが低いのでより見やすいと感じました(特に「インペリアリズム」の冒頭、ブロンズ像が回転するような動き)。生で観ると、ダンスの切れ味の鋭さがビシビシと伝わってきます。



ちなみに前回のZepp大阪では、ほぼ同じくらいの列で、反対側の右斜め45度くらいの位置で観ました。「ワールド・オーダー」のMVは、基本的に正面からの撮影ですが、斜めから観ると「後ろで仕事している人」の動きがよくわかって面白い(「2012」の長〜い手とか)。あと背景の映像もすごく良い感じに仕上がっていて、時々それに見入ってしまい、メンバーのパフォーマンスから視線が外れてしまいました。



ワールド・オーダー」のそれぞれの楽曲は、受け手側が「深読み」できるスタイルになっていることもあり、今回のライブでも私なりに様々な「メッセージ」を受け取りました。また、MV作品やパフォーマンスの随所に、独特のユーモアを盛り込んであるのも彼らの魅力の一つで、磨き上げられた鋼のようなダンスが醸し出す「緊張感」を適度に和らげる「甘味料」のような効果が絶妙です。

今後のスケジュールは、明日(1月20日)はZepp名古屋、2月2日にはZepp東京で、それぞれ公演が行われる模様です。興味のある方にはぜひ、「生」で彼らのパフォーマンスを目の当たりにされることをお薦めします。



ということで、昨日は大満足の一日でした。今日からはまた「イスラム国」漬けの日々ですが、エネルギーは充電したので、良い記事に仕上げるようベストを尽くします。


御堂筋.png

電飾で飾られた御堂筋の並木。


 
nice!(1)  コメント(0) 

2015年1月3日 [その他(雑感・私生活など)]

本年もよろしくお願いします!

写真は、ルーブル美術館の天井です。キンキラの秀吉的な成金趣味(私見です)のヴェルサイユ宮殿に対し、ルーブルの建物は同じく元宮殿でありながら、独特の落ち着いた美しさがあって好きです。装飾の金色も、少しくすんだ感じがすごくいい。こんど行かれる方は、展示してある美術品だけでなく、ぜひ建物の外観や内装も楽しんできてください。

年賀状ネット用s.jpg

nice!(0)  コメント(0) 

2014年12月28日 [その他(雑感・私生活など)]

2014年も、あと数日で終わりとなりましたが、告知をいくつか。まず、12月19日付の『東京新聞』夕刊に、先の衆議院議員選挙の結果についての私の原稿が掲載されました。前回の記事でご紹介しました「ポリタス」の記事の続編的な内容です。

東京新聞20141219as.png


東京新聞20141219bs.png


東京新聞20141219cs.png


東京新聞20141219ds.jpg

ポリタス」に掲載していただいた記事は、予想外に反響が大きくて、政治分析に関連する仕事の依頼もいくつかいただきました。来年、具体化したものから順に発表していくことになるかと思います。

次に、六角堂出版の電子書籍を2冊、刊行しました。「戦史ノート」シリーズ第53巻『デミヤンスク包囲戦』と、第54巻『エチオピア戦争』です。

53デミヤンスク表紙s.JPG

『デミヤンスク包囲戦』(Amazon)


54エチオピア表紙s.JPG

『エチオピア戦争』(Amazon)


デミヤンスク包囲戦』は、12月26日の昼頃に確認したら、アマゾンKindle版電子書籍の「軍事」カテゴリで1位になっていました。

デミヤンスク1位.png

来年の予定は、第55巻『国民党対共産党(近代中国)』、第56巻『アイルランド紛争史』、第57巻『春の目覚め作戦(1945)』、第58巻『ユーゴスラビア紛争史』、第59巻『虐殺者アイヒマンを追え』、第60巻『タイと太平洋戦争』などが待機中です。バルカン戦争と第一次大戦ものが、これに続きます。

ブログ122821.jpg

さて、今年は仕事でも私生活でもいろいろと収穫の多い一年でした。ざっと振り返って一番印象に残っているのは、やはり4月に行った「欧州ドライブ旅行」でした。ドイツのデュッセルドルフを出発して、ゴール地点のシャルル・ド・ゴール国際空港(パリ)まで、レンタカーの日産ジュークと共に、16日間で約3400kmを走破しました。

ブログ122801.jpg

上の地図は、今回のドライブルートを記したものですが、主な訪問先をリストにしてみると、以下のようになります。

(ドイツ)
友人のウリ・ブレネマン氏の自宅

(ベルギー)
エベン・エマエル要塞、アントワープ、ブルージュ

(オランダ)
マーストリヒト、アイントホーフェン、ソン、フェーヘル、フラーフェ、ナイメーヘン、アーネム(アルンヘム)、オーステルベーク、ユトレヒト、デルフト、デンハーグ

(イギリス)
ドーバー(カレーからフェリーで渡航)

(フランス)
ダンケルク、カレー、ブーローニュ、アラス、サン・リキエ、アブヴィル、ディエップ、ヴィムーティエ、ヴィレル・ボカージュ、ガヴレイ、サン・ロー、サント・メール・エグリーズ、ユタ海岸、オマハ海岸、スウォード海岸、ジュノー海岸、ゴールド海岸、ベヌーヴィル(ペガサス橋)、カンカル、モン・サン・ミッシェル、ルーアン、ヴェルサイユ、パリ、オーヴェル・シュル・オワーズ

オランダ1.png


オランダ2.png


ブログ122802.jpg


ブログ122803.jpg


ブログ122804.jpg


ブログ122805.jpg


ブログ122807.jpg


ブログ122808.jpg


ブログ122809.jpg


ブログ122810.jpg


フランス1.png


フランス2.png


ブログ122812.jpg


ブログ122813.jpg


ブログ122814.jpg


ブログ122815.jpg


ブログ122816.jpg


ブログ122817.jpg


ブログ122818.jpg


ブログ122819.jpg

途中、大聖堂などを見学するために立ち寄ったルーアンでうっかり違法駐車をしてしまい、パスポートや各種通信機器を積んだまま車をルーアン警察のトラックに持って行かれるという危機にも遭遇しましたが、交通事故や車の故障、体調不良などはなく、予定していた場所にはすべて行けました。全体的に天候にも恵まれて、良い写真がたくさん撮れました(『歴史群像』誌第126号のディエップ上陸関連の写真や、次号のマーケット・ガーデン作戦関連の写真もこの旅行中に現地で撮ったものです)。

ブログ122822.jpg


ブログ122823.jpg


ブログ122824.jpg

こういう旅行は、一生のうちで数えるほどしかできない貴重な経験だったと思いますが、毎日延々と自走したことで西欧諸国に今まで以上に親しみが湧き、また行ってみたいという思いが強くなりました。特に、フランスを訪れたのは今回が初めてでしたが、フランス語は挨拶などわずかしか話せなかったにもかかわらず、どこへ行ってもフレンドリーに応対してくれる人ばかりで、食べ物も美味しかったので、好きな国の上位にいきなり躍り出ました。

その他の写真

来年も、好奇心と行動力を失わず、いろんなことに挑戦していくつもりです。今年お世話になった皆様、私の仕事を認めて下さった皆様、どうもありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

 
nice!(1)  コメント(0) 
前の10件 | - その他(雑感・私生活など) ブログトップ